損切りの基準
適切な損切りを行うための、その目安となる基準値についての解説です。
一般的な損切りは、買値より10%値下がりした時点
損切りの基準は、基本的には投資家としての自分が決めれば良いのです。
買値より何%値下がりしたら損切りするのかは、標準的な基準はありません。
ただ余りにも損切りの基準が敏感すぎると売買手数料がかさみますし、損切りの基準が甘すぎると投資全体としての利益が食われてしまいます。
だいたい、買値より10%値下がりした時点、というのが一般的な損切りの基準のようです。7~8%が基準という投資家も居ます。
相場を単純に考えると、10回買えば、単純な確率を当てはめれば、そのうち5回は値を下げることになります。
自分で設定した損切りの基準が10%の場合、それさえ絶対に忘れなければ5回の損の総額は限定的になります。
極端な話、9回の損失をそれぞれ損切りの基準10%以内に抑えていれば、残る1回が2倍になれば取り戻せてしまうのです。
損切りの基準をどこまで厳密に適用するかは、それこそ投資家の自由です。
株式もFXも、損切りしないで長く保有していれば、いずれは値が回復するし配当も入るし、スワップ金利だって入る。
長期保有が全くメリットがないかといえばそうでもないのが、悩ましいところです。
しかし、損切りの基準をある程度は厳密に適用する、と決める方が、初心者や個人投資家・兼業投資家には有効でしょう。
損が広がっていくにつれて、
「ここまで待ったのだから諦めるわけにはいかない!」
という危険な心理に陥りやすいからです。